テーラー新屋では、基本的に“ハウス・スタイル”を持たないようにしています。それは着る人の心とスタイルを大切にしたいと考えているからです。
また、テーラー新屋のビスポークに対する基本哲学は、「着る人に自信と風格を与えるもの」だと考えています。身近で使うものこそ、着やすいものであり、使っていても飽きのこないスタイル、つまり実用性とデザイン性も充分に満足できるものこそ、本当に良いものであると確信し日々追求しています。
テーラー新屋では、『直か裁ち』という手法も取り入れています。直か裁ちとは、その名の通り、型紙を作らず直接生地に線を引いていく手法です。裁断法を充分理解し、マスターしなければなりませんが、マスターした場合には、生地の用尺問わず型紙を使っての裁ち方と変わらない裁断が可能です。