静岡県のテーラー新屋のダイスケです
最近はもっぱらインスタの方が更新が高いです(インスタはこちら)
先日、空いている時間を見つけてマスクを作りました
きっかけは、オーダースーツを身体に合わせるプロと自負するのであれば、針金などを使わずに顔にしっかりとフィットしたマスクを仕立ててみたいという好奇心からでした
インスタにあげてみたところ、残念なことに??普段の投稿よりも反響が大きかったので、せっかくなら型紙をアップロードして興味のある方がいたら挑戦してもらいたいと思い、久しぶりにブログを書きました
実際に作ってみたところ、パーツが複雑なこともあり、裏生地の始末などがやや難しいと思いますので、縫製に慣れた方用と思っていただけたらと思います
生地は、端切れの薄手のフラノを使い、裏地はワイシャツ用のボイル生地を使いました。ボタンはシャツ用のものです(ガンレット用の一回り小さい方がバランスがより良くなると思います)
まず、頭でどんなデザインにするかをイメージして紙で原型を作ってみました
生地で仮縫いをして確かめてみました…悪くはないですが、バランスが悪く顎部分のフィット感が足りないので、その部分を修正していきます
修正したものを紙ベースで作ってみました
このようにパーツにわけで裁断します
生地で2度目の仮縫いをしてみたところ、顎にもフィットし、バランスも良くなりました
本縫いして、完成です。ステッチをほどこし、ボタンの方が良いかと思ってつけてみました
裏側はこんな感じに処理してあります
ビスポークマスクに挑戦してみたい方は、pdfを下よりダウンロードしてください
mask’s draft pattern download (pdf)
浜松のテーラー新屋は、自分の持っているオーダースーツを仕立てるというスキルが、少しでも世の中の為になったら嬉しいなと思います